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タイガー逆転Vに意欲! 最終日はP.ミケルソンと同組対決

2010/09/12 09:09
タイガー逆転Vに意欲! 最終日はP.ミケルソンと同組対決

 

 首位との差は8ストローク。だがタイガー・ウッズ(米)はまだ諦めていない。「勝てばすべてが解決する。最終日は『61』か『62』を出すつもりで臨む」と、大逆転優勝に意欲を燃やしている。

 フェデックスカップポイントランク上位70名が出場している米男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権(イリノイ州、コグ・ヒルGC)は現地時間11日に第3ラウンドの競技を終了。大会3日目にして初の60台となる3アンダー68をマークしたタイガーが通算イーブンパーまでスコアを戻し、前日の40位タイから22位タイに順位を上げた。しかし、現時点での推定フェデックスポイントランクは44位であり、依然としてプレーオフシリーズ最終戦のザ・ツアー選手権(ランク上位30名のみが出場)に進出できる可能性は低い。

 そのことも念頭に入れつつ、タイガーはビッグスコアで大逆転を狙うと語っている。「スイング改造中で新しいチャレンジの連続だが、日々ゴルフの状態は良くなっている。進化を肌で感じる毎日だ。ただ今週はグリーンが遅く、それに対応するのに苦労している。ショートゲームに関してはあと一息。もう少し練習が必要だ。それでもロースコアを出すつもりで明日は全力を尽くす」。

 奇しくも最終日を同組で回るのは、長年のライバルで世界ランク1位の座を争うフィル・ミケルソン(米)。ミケルソンはこの日の第3ラウンドを4バーディ、3ボギーの1アンダー70とスコアを伸ばしきれず、タイガーと同じ通算イーブンパー22位タイでフィニッシュ。悲願の世界ランクNo.1奪還へ、タイガーとの同組対決に挑む。

 上位陣は、ムービングデーに5アンダー66の好スコアをマークしたライアン・ムーア(米)が2位タイのチャーリー・ウィー(韓)、ダスティン・ジョンソン(米)、マット・クーチャー(米)に1打差をつけ通算8アンダー単独トップ。イアン・ポルターとポール・ケイシーの英国勢2人が通算6アンダー5位タイに続き、アーニー・エルス(南ア)とケビン・ナ(米)が通算5アンダー7位タイにつけている。

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