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G.マクドウェル、連覇へ好スタート! 首位は未勝利のK.ホーン

2011/06/03 12:00
G.マクドウェル、連覇へ好スタート! 首位は未勝利のK.ホーン

 

 全米オープン王者、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)が連覇に向けて好スタートを切った。

 欧州ツアー、セルティック・マナー・ウェールズ・オープン(ウェールズ、セルティック・マナー・リゾート)は現地時間2日、第1ラウンドの競技を終了。ディフェンディング・チャンピオンのマクドウェルは、4アンダー67をマークし単独首位のキース・ホーン(南ア)と3打差の6位タイにつけた。「6メートルのパットを決めることが出来た。でも自分の魔法は全部グリーン上で使ってしまった気がするよ。コースはどんどん硬く速くなっているけど、グリーンの状態はこれまでに比べていいとは言えない。パットは難しいけれど、自分のプレーには満足しているよ」と笑顔を見せた。

 同じ舞台で行われた昨年10月のライダーカップ最終日のシングルスでは、米国チームのハンター・メイハンを撃破して欧州チームに勝利をもたらしているだけに、ここにはいいイメージがある。連覇のかかる2週間後の全米オープン(6月16〜19日、米国メリーランド州、コングレッショナルCC)を前に、今大会連覇で勢いをつけたいところだ。

 一方、昨季大会の最終日にマクドウェルの猛チャージによって地元優勝を逸し、雪辱に意気込んでいたリース・デービス(ウェールズ)は、1オーバー72で66位タイと出遅れてしまい、マクドウェルとは明暗の分かれた初日になった。

 この日7アンダー64をマークして単独首位に躍り出たホーンは、世界ランク289位の選手。25歳でプロになり、間もなく40歳の誕生日を迎えるが、未勝利のまま今日に至っている。「前半は寒くて飛ばなかったからタフだった。ピンの位置もすごく難しかった。でも体が暖まってきてからはいいプレーができた。バックナインは楽しめたよ」と、千載一遇のチャンスにもマイペースを貫いている。

 その他上位陣は、ホーンに1打差の単独2位にピーター・ハンソン(スウェーデン)がつけ、2打差の3位タイにスティーブ・ウェブスター(英)、アルバロ・ベラスコ(スペイン)ら3人が続いている。さらにベテランのダレン・クラーク(北アイルランド)も3アンダー68で12位タイとまずまずのスタートを切っている。

 全米オープン最終予選で落選し、大会直前の世界ランクトップ50入りに望みをかける同52位のロス・フィッシャー(英)は1アンダー70で回り、37位タイで初日を終えている。

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