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注目の王座争い L.ウェストウッドが首位タイ発進!

2011/07/08 12:56
注目の王座争い L.ウェストウッドが首位タイ発進!

 

 世界ランク2位のリー・ウェストウッド(英)が、全英オープン(現地時間14〜17日/英、ロイヤル・セントジョージズGC)前哨戦の初日でトップタイと好発進を切った。

 欧州ツアー、バークレイズ・スコットランド・オープン(スコットランド、キャッスル・スチュワートGL)は7日に第1ラウンドの競技を終了。ウェストウッドが1イーグル、6バーディを奪い、7アンダー65をマークして首位タイに立った。ルーク・ドナルド(英)から世界ランクNo.1の座を奪い返すチャンスに最高のプレーを見せている。

「先週からいいショットが出ていたし、2、3週間前にはできなかったようないいショットが多く打てたね」と、笑顔を見せるウェストウッド。この日はその言葉通り、ファインショットを連発した。悲願のメジャータイトルを狙う全英オープンを次週に控え、No.1奪取に自信満々だ。

 一方、世界ランクNo.1のルーク・ドナルド(英)も、5アンダー67で6位タイとまずまずのスタート。5月のBMW PGA選手権でウェストウッドとの激戦を制してNo.1の座を奪い取っただけに、そう易々と譲る気はないだろう。

 ウェストウッドと並ぶ首位に立ったのは、世界ランク232位のマーク・チュロ(チリ)。初日を最高のスタートで終えたチュロは、「ここはリンクスコース。自分でコントロールできない部分も多いし、楽しむだけさ。笑顔でプレーできるように努力するよ」と語った。

 英国人の父親とオランダ人の母親のハーフであるチュロ。両親はアイルランドで出会い、その後にチリでチュロは産まれた。欧州で大暴れして、父祖の地に存在感を示したい。

 その他の上位陣は、首位に1打差の3位タイには、ピーター・ハンソン(スウェーデン)、トービヨン・オルセン(デンマーク)、ジョージ・コージー(南ア)の3人。5アンダー67の6位タイにはドナルドの他に、エドアルド・モリナリ(伊)、レティーフ・グーセン(南ア)、コリン・モンゴメリー(スコットランド)らが続いている。

 日本勢では、平塚哲二が3オーバー75で129位タイ、出場予定だった藤田寛之は現地入りしながら直前で棄権している。

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