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B.バン・ペルト、『65』で単独トップへ急浮上!

2011/07/24 11:36
B.バン・ペルト、『65』で単独トップへ急浮上!

 

 ムービングデーにリーダーボードは一変し、前日19位タイのボ・バン・ペルト(米)が単独トップに躍り出た。

 現地時間23日、米男子ツアーのRBCカナディアン・オープンはショーネシーG&CC(カナダ)を舞台に第3ラウンドの競技を行い、上位がスコアメイクに苦しむ中で5アンダー65をマークしたバン・ペルトが通算5アンダーで単独首位に浮上。1打差2位に地元のアダム・ハドウィン(カナダ)が続き、通算3アンダー3位タイにショーン・オヘア(米)、アンドレス・ロメロ(アルゼンチン)、ジェフ・オギルビー(豪)の実力者に加え、元祖飛ばし屋ジョン・デイリー(米)が並んだ。

 ここ6試合中5試合でトップ15以内の安定した成績を残しているバン・ペルト。この日は前半、「ドライバーもアイアンも完璧だったのに、オーバーパーにしたのはあり得ない」と嘆くように、パッティングが決まらず1オーバーで折り返したが、後半見違えるようなプレーで上がり2ホール連続を含む6バーディの猛攻。一気に18人を抜き去り09年以来2年ぶりのツアー通算2勝目が見えてきた。

 だが油断は禁物。前日トップに並んでいたチャド・キャンベル(米)とマイケル・トンプソン(米)はこの日、ともに74を叩いて12位タイ(通算イーブンパー)に急降下。やはり前日5位タイの好位置につけていたマスターズチャンピオンのチャール・シュワーツェル(南ア)も3つスコアを落とし17位タイ(通算1オーバー)に後退するなど、何かあれば展開はあっという間に変化しそうだ。

 そんな混戦の中、お騒がせ男デイリーが04年のビュイック招待以来7年ぶりの勝利に手が届く位置を確保。「ドライバーの調子次第だね」と久々の優勝争いを楽しむつもりだ。

 世界ランク1位のルーク・ドナルド(英)はこの日もチャージならず。通算5オーバー45位タイに低迷中。初日好スタートを切ったアーニー・エルス(南ア)は2日連続74と崩れ、通算6オーバー53位タイにとどまっている。

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