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R.マキロイ、35人抜きで暫定7位タイ急浮上!

2011/09/10 09:36
R.マキロイ、35人抜きで暫定7位タイ急浮上!

 

 世界ランク1位を目指すローリー・マキロイ(北アイルランド)が快調なプレーで35人をごぼう抜き、優勝戦線に浮上した。

 欧州ツアーのKLMオープン(オランダ、ヒルフェルスムGC)は現地時間9日、開幕前夜に4つのグリーンが掘り返されるという事態を受けて初日のスタートが遅れた上、豪雨に襲われてサスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を行ったが、前日の遅れを取り戻せず78人がホールアウト出来ないまま連日のサスペンデッドが決まった。

 そんな中、通算8アンダー暫定トップに並んだのは45歳のベテラン、スティーブン・ドッド(ウェールズ)と、第1ラウンドを首位タイでクリアしたマルセル・シエム(独)の2人。ドッドは13ホール、シエムは11ホールまでしか消化しておらず、土曜日の早朝に第2ラウンドの残りホールをプレーすることになる。1打差の暫定3位にシブ・カプール(インド)、2打差の暫定4位タイにサイモン・ダイソン(英/11ホール終了)らが続く展開。

 一方、第1ラウンド終了時点で42位タイと苦戦を強いられていたマキロイは、6バーディ(1ボギー)の猛攻で5アンダー65をマーク。通算5アンダーまでスコアを伸ばし、優勝に手が届く暫定7位タイの好位置を確保した。奇しくも女子テニス世界ランク1位の恋人カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は、現在ニューヨークで行われている全米オープンのタイトル獲得まであと2勝に迫っている。降雨のため決勝戦が日曜日に延期されたが、土曜日のセレナ・ウイリアムズ(米)戦を勝ち上がれば、日曜日には大西洋を隔てたヨーロッパでマキロイが欧州ツアーのタイトルを賭けた大一番を戦い、ウォズニアッキは全米オープンチャンピオンの称号を賭けた一番に挑むことになる。どうやらトップアスリートカップルの週末の動きから目が離せそうもない。

 またマキロイ同様、第1ラウンドで出遅れていた世界ランク2位のリー・ウェストウッド(英)は第2ラウンドを4アンダー66で回り、通算4アンダー暫定9位タイに浮上した。一方で、同ランク3位のディフェンディングチャンピオン、マーティン・カイマー(同)は11ホール終了時点で通算6オーバーの乱調。カットラインに6打足りないため、予選落ちがほぼ確定している。

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