プレジデンツカップに臨むJ.フューリックの移動計画とは？

　2年に1度の米国 vs. 世界選抜（欧州除く）の戦い、11月のザ・プレジデンツカップ（17〜20日／豪州、ロイヤル・メルボルンGC）の米国チームの要ともいえるジム・フューリック（米）だが、その前にとんでもない移動を計画していることがわかった。

　フューリックは、今週行なわれる上海マスターズ（27〜30日／上海レイクマラレンGC）に参戦。ここを勝って次週の米男子ツアー「WGC-HSBCチャンピオンズ（11月3〜6日／シャーシャン・インターナショナルGC）」への出場権を獲得しようと目論んでいるという。

　大会後そのまま豪州に飛べば時差ぼけも少なく、距離もそう遠くない。ところが、フューリックは、なぜか米フロリダ州ポンテベドラビーチの自宅へ一度帰るスケジュールを組んでいる。つまり、プレジテンツカップ会場にたどりつくまでに、かなり長距離の移動を余儀なくされることになるのだ。

「時間帯が同じところに2週間いて、自宅に4日間帰れば、そんなに大変じゃない。少なくとも僕にとってはこれがセオリーなんだ」と笑うフューリック。プレジデンツカップ前週は欧州、豪州ツアー共催のオーストラリアン・マスターズに出場する選手が多い中、独自のスケジュールで大会に挑む。

　なお、プレジデンツカップはフレッド・カプルス主将率いる米国チームと、グレッグ・ノーマン主将（豪）の世界選抜が、それぞれ12人ずつのメンバーで激突する団体戦。米国チームには主将推薦でタイガー・ウッズ（米）がおり、世界選抜の一員として石川遼も参戦する。（STATS-AP）