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石川の健闘及ばず、米国チームがザ・プレジデンツカップ4連覇!

2011/11/20 15:33
石川の健闘及ばず、米国チームがザ・プレジデンツカップ4連覇!
ザ・プレジデンツカップ最終日。初日からリードを奪っていた米国チームが19対15でインターナショナルチームを振り切り、4大会連続7度目の勝利を飾った。(写真提供:AP/アフロ)

 

 米国チームとインターナショナルチーム(欧州を除く)が2年に1度、名誉をかけて激突するザ・プレジデンツカップ(豪州、ロイヤル・メルボルンGC)は現地時間20日、大会最終日の競技を終了。各チーム12人ずつによるシングルスマッチが行われ、前日に13対9と4ポイントのリードを奪っていた米国チームが、この日6勝6敗(勝:1ポイント、分:0.5ポイント、負:0ポイント)と6ポイントを加えてトータル19ポイントまで伸ばし、4ポイント差でインターナショナルチームを振り切ってプレジデンツカップ4連覇を達成した。

 3組目で登場したインターナショナルチームの石川遼は、今季米男子ツアー2勝のブッバ・ワトソン(米)と対戦。スタートホールこそ落としたものの、この日パッティングが冴え渡った石川はすかさず2番でバーディを奪ってオールスクエアに戻すと、3番でもバーディを奪取して1アップ。さらに5番、6番ホールも奪って3アップとリードを広げると、ワトソンの反撃に遭うもその後2つのバーディを奪ってこのリードを守り切り、ともにボギーとした16番で決着。3アンド2で勝利をつかみ、貴重な1ポイントを挙げた。

 その他の対戦は、1組目はインターナショナルチームの金庚泰(韓)がウェブ・シンプソン(米)との接戦を制して1アップで勝利。2組目もインターナショナルチームのチャール・シュワーツェル(南ア)がダスティン・ジョンソン(米)を2アンド1で撃破し、4組目もインターナショナルチームのジェフ・オギルビー(豪)がビル・ハース(米)を2アップで下すなど、4組目まではインターナショナルチームが全勝する。

 一方でこの日最初に決着がついた5組目は、米国チームのハンター・メイハンがジェイソン・デイ(豪)に5アンド3で大勝し、6組目も米国チームのニック・ワトニーが崔京周(韓)に3アンド2で勝利を飾った。

 7組目は、インターナショナルチームのアダム・スコット(豪)がフィル・ミケルソン(米)を2アンド1で下し、8組目もインターナショナルチームのレティーフ・グーセン(南ア)がマット・クーチャー(米)を1アップで倒した。

 しかし、9組目以降の対戦はすべて米国チームの勝利。9組目はジム・フューリック(米)がアーニー・エルス(南ア)を4アンド3で、10組目はデビッド・トムズ(米)がロバート・アレンビー(豪)を7アンド5で撃破した。

 そして11組目は今大会注目を集めたタイガー・ウッズ(米)がアーロン・バデリー(豪)と対戦。6バーディを奪うなど会心のゴルフを披露したタイガーは、前半から2アップのリードを奪うと13番で5アップまでリードを広げ、両者バーディとした15番で勝負あり。4アンド3の快勝で復活をアピールした。最終12組目は、米国チームのスティーブ・ストリッカーがY・E・ヤン(韓)を2アンド1で破り、この日の対戦成績を6勝6敗のイーブンとした。

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