L.ドナルド出遅れ、世界No.1転落の危機
2012/04/13 09:54
ルーク・ドナルド(英)が世界ランクNo.1から転落するピンチに追い込まれている。
安定した成績が身上のドナルドだが、今季はいまひとつ。米男子ツアー、トランジションズ選手権での優勝はあるものの、メジャー初優勝をかけて挑んだマスターズではギリギリで予選を通過して32位タイと不振に終わった。
現地時間12日に開幕した米ツアーのRBCヘリテイジ(サウスカロライナ州、ハーバータウンGL)にも出場しているが、ここで8位までに入らなければ今週プレーしていないローリー・マキロイ(北アイルランド)に逆転されて、再び王座を奪われてしまう状況になっている。
だがこの日行われた第1ラウンドは、後半プレーした6番でグリーンサイドバンカーにつかまりダブルボギーを叩くなど4オーバー75とスコアを崩して103位タイと出遅れている。それでも、過去3年間続けてトップ3に入っている得意の大会で、何とか上位に食い込んで調子を取り戻そうと必死の巻き返しを図る。
またメジャー2勝を誇るがその後騒動も多く不振にあえぎ、欧州ツアーでのプレーが多くなっているジョン・デイリー(米)が、米ツアー今季2試合目で好発進を切った。4アンダー67で首位タイのチャド・キャンベル(米)、ボーン・テイラー(米)、コルト・ノスト(米)らに3打差の11位タイ。2004年ビュイック招待以来の優勝に向けて突っ走る。
その他、首位に1打差の4位タイにジム・フューリック(米)、チャーリー・ウィー(韓)、ハリス・イングリッシュ(米)、マット・エブリー(米)の4人がつけており、首位から3打差以内に23人がひしめく混戦模様となっている。
日本勢でただ一人出場している今田竜二は、5オーバー76で111位タイと大きく出遅れている。