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“マスターズショック”乗り越えたM.クーチャーが出場!

2012/04/19 10:56
“マスターズショック”乗り越えたM.クーチャーが出場!

 

 2010年米男子ツアー賞金王マット・クーチャー(米)が、マスターズ3位タイの悔しさを同ツアーのバレロ・テキサス・オープン(現地時間19〜22日/テキサス州、TPCサンアントニオ)で爆発させる。

 アマチュア時代から活躍し、何度も上位に入っている大好きなマスターズで最終日までリーダーボードをにぎわせた。だがスコアを伸ばしきれず、ブッバ・ワトソン(米)とルイス・ウーストハウゼン(南ア)が戦ったプレーオフに2打及ばず、リー・ウェストウッド(英)、フィル・ミケルソン(米)、ピーター・ハンソン(スウェーデン)らと並ぶ3位タイに終わった。

 先週のRBCヘリテイジは44位タイ。敗戦のショックからまだ抜け出せていないように見えたが、いつまでもそうしているわけにはいかない。世界ランク15位のプライドをかけて、自ら「ツアーでもっともタフなコースのひとつ」という全長7,522ヤードで巨大なグリーンを持つTPCサンアントニオに立ち向かう。

 ここでの大会開催は3年目だが、クーチャーはこのコースで大会に挑むのは初めてだ。「去年はテレビで見ていたと思うんだけど、ドライバーショットの難しいコースだと思う。自分のゴルフが試されるコースだね。日曜日の午後、いいショットができるといいな」と、笑顔を見せて“マスターズショック”を払拭した。

 一方、昨季大会の初日に9番パー4で「16」の大叩きを演じたケビン・ナ(米)もリベンジに燃えている。ティーショットをアンプレヤブルとして打ち直したところから悲劇は始まり、3打目となる再度のティーショットは林の中へ。そして林の中からの4打目は木に跳ね返ったボールが自分に当たってペナルティ。ムキになって無謀なショットに挑み、終わってみればこのホールだけで12オーバーを叩いて予選落ちした。このホール以外ではいいプレーをしていただけに、今年はいい結果で話題になりたいところだ。

 他に崔京周(韓)、チャーリー・ウィー(韓)、ジョンソン・ワグナー(米)、J.B.ホームズ(米)、今田竜二らが出場。難コースで激突する。

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