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全米オープン最終予選米国、D.ラブIIIが本戦出場権獲得! 今田は落選…

2012/06/06 11:29
全米オープン最終予選米国、D.ラブIIIが本戦出場権獲得! 今田は落選…

 

 48歳のベテラン、デービス・ラブIII(米)が、今季メジャー第2戦の第112回全米オープン(現地時間14〜17日/カリフォルニア州、オリンピックC)の出場権を勝ち取った。

 本戦出場をかけた36ホールのサバイバルゲームである米国最終予選が現地時間4日、11か所で一斉に行われ、ベテラン、新人、アマチュアが入り混じって激しい戦いを繰り広げた。

 中でも注目されたのは、ツアープレーヤーたちが数多く集結する、米男子ツアー、ザ・メモリアル・トーナメント直後に同じオハイオ州で開催されたサイオトCC&OSUスカーレットCと、次週のフェデックス・セントジュード・クラシック(7〜10日/テネシー州、TPCサウスウインド)直前のジャーマンタウンCC(テネシー州)の2つの会場だ。出場者が多くレベルも高い分、本戦枠も多いが、激戦必至なのは例年通りだ。

 サイオトCC&OSUスカーレットCでは132人がプレー。通算9アンダー単独首位のチャーリー・ウィー(韓)を筆頭に、通算イーブンパーまでの16人が本戦切符を獲得した。その中に、通算2アンダー6位タイで1997年全米プロゴルフ選手権優勝のラブもいる。

 一方、落選組には、通算4オーバー43位タイの今田竜二や、前週ザ・メモリアル・トーナメントで優勝争いを繰り広げ2位タイに入ったローリー・サバティーニ(南ア)や、単独トップで同大会最終日を迎えながら4位タイに終わったスペンサー・レビン(米)、同じく4位タイのダニエル・サマーヘイズ(米)がおり、たくさんのギャラリーが成り行きを見守った。

 また、ジャーマンタウンCCでは、1993年、98年と2回全米オープン優勝を経験しているリー・ジャンセン(米)や、かつての世界ランクNo.1で2001年全英オープン覇者のデビッド・デュバル(米)、1997年全英オープン優勝のジャスティン・レナード(米)らメジャー王者たちも必死で戦っているが、サスペンデッドとなっており、結果はまだ出ていない。

 いずれにしても、かつてのメジャー王者でも資格を失えば予選から挑戦するのが真のナショナルオープン。毎年のことながら今年も最終予選は、そのことがしっかり伝わってくるサバイバルとなった。

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