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S.ルイス首位堅守 美香5位、藍&桃子は28位タイ

2012/07/28 04:34
S.ルイス首位堅守 美香5位、藍&桃子は28位タイ

 

 ロレックスランキング(女子世界ランキング)3位のステイシー・ルイス(米)が、初日に続き終始落ち着いたプレーで単独トップの座をがっちりとキープした。

 現地時間27日行われた欧米両女子ツアー共催のエビアン・マスターズ第2ラウンド(フランス、エビアン・マスターズGC)。初日『63』で飛び出したルイスはこの日も1イーグル、3バーディ、2ボギーの3アンダー69にスコアをまとめ、通算12アンダー単独トップで4日間のトーナメントを折り返した。

 1打差の単独2位にイルヒー・リー(韓)が続き、この日8アンダー64と爆発したインビー・パーク(韓)が通算9アンダーでポーラ・クリーマー(米)と3位の座を分け合った。また、2日間でボギーを1つしか叩いていない宮里美香が通算8アンダー単独5位の好位置をキープ。通算7アンダー6位タイに国内ツアーのサントリーレディスオープンゴルフトーナメントを制したアマチュア、キム・ヒュージー(韓)の他、ベアトリス・リカーイ(スペイン)、朴ヒーヨン(韓)がつけている。

 単独首位の座を守ったルイスは「昨日に比べて今日は少し苦労しました。あまりに良いスコアをマークした次の日は、パーをセーブしても自分が凄く悪いプレーをしたような気になってしまうもの。ベストなラウンドとは言えないけれど、終盤盛り返すことが出来たのでまずまずだったと思っています」と2日目のラウンドを振り返った。

 後半の12番、14番でボギーを叩いたものの、最終18番ではイーグルかと思わせるアプローチで難なくバーディで締めくくるなど、明日に繋がる内容。「一緒に回れて楽しかったし、良いプレーで私を引っ張ってくれた」とルイスが絶賛した同伴プレーヤーのクリーマーが3位タイに踏ん張っているが、アメリカ勢はトップ10に3人しか居ない。アメリカ勢の牙城を守るためにもルイスは残り2日、負けられない戦いに挑むことになる。

 美香以外の日本勢は、宮里藍と上田桃子が通算3アンダー28位タイ。前日出遅れたスポット参戦の大江香織と佐伯三貴はともに出入りの激しいゴルフながら盛り返し、通算1オーバー52位タイで予選をクリアした。

 5人出場している日本勢が全員揃って決勝ラウンド進出を決める中、ここ数試合不振が続いているヤニ・ツェン(台)は1アンダー71で回ったものの、初日の出遅れが響き通算3オーバーでカットラインに1打足りず今季2度目の予選落ちを喫している。

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