タイガー、得意コースでシーズン初Vなるか!?　石川も参戦

　タイガー・ウッズ（米）が、得意コースで米ツアーをスタートさせる。

　現地時間24日開幕の米男子ツアー今季第4戦、ファーマーズ・インシュランス・オープンの舞台はトリーパインズGC（カリフォルニア州）。同コースでタイガーは、大会がビュイック・インビテーショナルと呼ばれていた頃から6勝を挙げている。さらに同じコースで行われた2008年全米オープンでもロッコ・メディエート（米）と19ホールに及ぶ激戦の末に優勝している。全米オープンを除く47ラウンドの平均ストロークは68.62、過去12回でトップ10をはずしたのがわずかに1回、トップ5をはずしたことさえ2回しかないほどだ。

　今季は、先週行われた欧州ツアーのアブダビHSBCゴルフ選手権を初戦に選んだが、予選落ちを喫している。それでもここに戻ってくれば自信が蘇ってくるようで「健康で練習出来る。出来ることはなんでもする。ここに戻って来られてうれしい」と、白い歯を見せたタイガー。大会2日前には早朝から練習ラウンドを終え「雨が少なかったからフェアウェイも速くて硬い。いつも以上に乾いているから良いテストになるだろう。ここに戻ってくると良い感じになるのは間違いない。そういうコースはいくつかあるけど、こういうコンディションで勝ったこともある」と、シーズン最初の優勝を誓っている。

　米ツアーを主戦場にして2試合目を迎える石川遼も参戦。予選ラウンドでは、自らと同様に今年からキャロウェイゴルフとクラブ契約を結んだニコラス・コルサーツ（ベルギー）と、プレジデンツカップのチームメイトだったこともあるジェイソン・デイ（豪）とプレーすることが決まっている。先週のヒューマナ・チャレンジでは予選落ちを喫しているが、前を向いて強豪たちに立ち向かう。

　その他、地元サンディエゴ出身のフィル・ミケルソン（米）、開幕戦優勝のダスティン・ジョンソン（米）、キーガン・ブラッドリー（米）、ブッバ・ワトソン（米）らも出場。いよいよ本格的なシーズン突入を感じさせる。