馬場が首位タイ発進！　森田6位タイ、地元の横峯10位タイ

　国内女子ツアー第3戦、Tポイントレディス ゴルフトーナメントが22日、鹿児島県の鹿児島高牧カントリークラブを舞台に開幕。馬場ゆかりが6アンダー66の好スコアをマークし、菊地絵理香と並ぶ首位タイ発進を切った。今季好調の森田理香子は3アンダー69の6位タイ、鹿児島県出身の横峯さくらは2アンダー70の10位タイで初日の競技を終えている。

　馬場はこの日、アウトスタートの1番パー5でいきなりボギーを喫するも、直後の2番でバーディを奪い返す。その後、5番からの5ホールで4つのバーディを奪って勢いに乗ると、14番でこの日2つ目のボギーを叩いたが、勝負どころの15番から3連続バーディを奪取。そして最終18番をパーにまとめ、8バーディ、2ボギーの6アンダー66でプレーし、2011年の日本女子オープンゴルフ選手権競技以来となる優勝へ向けトップタイで初日を終えた。

　森田は、今季開幕戦のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントで優勝、2戦目のヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップでは単独3位に入っているが、今大会も好調を維持しているようだ。アウトスタートの前半をノーボギーの3バーディで終えると、後半も1バーディ、1ボギーと安定感抜群のゴルフを披露。3アンダー69の好スコアで、首位2人に3打差の6位タイと今季2勝目が狙える位置につけた。

　その他上位陣は、首位に1打差の3位タイに佐藤靖子とウェイ・ユンジェ（台）、さらに1打差の単独5位から一ノ瀬優希が追う展開となっている。

　また、鹿児島県出身の横峯さくらは2アンダー70をマークして前週優勝の全美貞（韓）、金田久美子らと並ぶ10位タイ、佐伯三貴、茂木宏美、飯島茜らが1アンダー71の23位タイにつけた。現役唯一の永久シードを持つ不動裕理は15番パー5でこの日全選手中唯一のイーグルを奪い、イーブンパー72でフィニッシュ。大山志保、木戸愛、イ・ボミ（韓）らと並ぶ30位タイから上位進出を狙う。

　一方、森田と同じく岡本綾子を師匠と慕う服部真夕は5ボギーを叩き、2オーバー74で諸見里しのぶらと並び61位タイ。2010、11年の賞金女王アン・ソンジュ（韓）も1ダブルボギーを含む3オーバー75と崩れ、原江里菜らと共に71位タイと大きく出遅れた。