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藍「ほぼ100点」の内容で12位タイ浮上! トップはI.パーク

2013/04/06 10:54
藍「ほぼ100点」の内容で12位タイ浮上! トップはI.パーク
米女子ツアー今季メジャー初戦、クラフト・ナビスコ選手権2日目。53位タイからスタートした宮里藍は4アンダー68で12位タイに急浮上した。(写真提供:AP/アフロ)

 

 宮里藍がメジャーで唯一トップ10入りがない苦手の大会で、「ほぼ100点」と納得のゴルフで初日の53位タイから12位タイに急浮上した。

 米女子ツアーのクラフト・ナビスコ選手権第2ラウンド(現地時間5日/カリフォルニア州、ミッション・ヒルズCC)は、昨年の賞金女王インビー・パーク(韓)が5アンダー67の好スコアをマークし通算7アンダーで単独トップに躍り出たが、日本のエース藍も4アンダー68で追い上げ通算2アンダー12位タイまで順位を上げた。

 この日10番スタートの藍は出だし直後の11番パー5でバーディをきっちり決めると、続く12番でも3.5メートルを沈めてバーディ。14番をボギーとしたものの、折り返し直後の1番でロングパットを沈め、2番でもアプローチをきっちり寄せて連続バーディ。7番も長い距離をカップインさせこの日5つ目のバーディを奪ってホールアウトした。

「内容も良くてショットのフィーリングが良かったです。このコースで良いスコアを出したことがないのですが、今日はほぼ100点をあげていい内容でした」と満面の笑みを浮かべた藍。週末に関しては「ピンポジションにもよるし、風次第で難しくなると思うけれど、ゲームを楽しむ気持ちを持って頑張ります」と今大会初のトップ10入りに向け明るい表情を見せた。

 対照的だったのが同ツアー本格参戦後初のメジャー挑戦となった有村智恵。初日70位タイと出遅れて巻き返しを誓ったが、2010年&11年とトップ10入りを果たしている相性の良い大会で2日目はノーバーディの3オーバー75。通算6オーバーでカットラインにわずか1打足りず2試合連続で無念の予選落ちを喫した。

 しかしその他の日本勢は予選をクリア。上原彩子は2日連続イーブンパー72(通算イーブンパー)で28位タイとまずまずのポジションをキープし、上田桃子が通算1オーバー36位タイ。同伴プレーヤーが棄権したため1人でのラウンドとなった宮里美香は通算4オーバー59位タイで予選突破を果たしている。

 その他上位陣はパークに1打差の単独2位にリゼット・サラス(米)がつけ、通算5アンダー3位タイにキャロライン・ヘドバル(スウェーデン)、ジュリア・セルガス(伊)が続く展開。前日トップタイ発進のチェ・ナヨン(韓)とスーザン・ピーターセン(ノルウェー)はともに3オーバー75とスコアを崩し、通算1アンダー21位タイに後退した。

 注目のアマチュア、リディア・コ(ニュージーランド)は通算2オーバー42位タイ。ロレックスランキング1位のステイシー・ルイス(米)は通算イーブンパー28位タイ。No.1奪還を目指すヤニ・ツェン(台)は通算3オーバー52位タイに低迷している。

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