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注目選手振り返りと展望 〜ローリー・マキロイ〜 Part2

2015/01/06 13:31
注目選手振り返りと展望 〜ローリー・マキロイ〜 Part2
メジャー2勝を含む破竹の3連勝で世界ランクNo.1に返り咲いたR.マキロイ。(写真提供:Getty Images)

 

 5月末に欧州ツアーのフラッグシップ大会、BMW PGA選手権を制し、1年半ぶりに欧州ツアーで勝利したローリー・マキロイ(北アイルランド)。その約2か月後から、全英オープン、WGC-ブリヂストン招待、全米プロゴルフ選手権と、歴史的な3連勝を飾った。全英オープンでは初日から最終日までリードする快勝で、メジャー3勝目。ブリヂストン招待後に世界ランク1位に返り咲くと、全米プロではフィル・ミケルソン(米)に競り勝ち、メジャー4勝目を挙げた。

 終わってみれば、米ツアーと欧州ツアーのダブル賞金王。米ツアーの年間最少ストロークを記録した選手に贈られるバードン・トロフィも受賞し、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)にも輝いた。

 マキロイの活躍はここにとどまらず、欧米対抗戦のライダーカップでも欧州チームの優勝に貢献。欧州ツアーの年間最優秀選手にも選ばれ、主要タイトルのほとんどを総なめにした。マキロイは「(BMW PGA選手権、全英オープン、ブリヂストン招待、全米プロの)1つでも勝てていたら、いいシーズンだったと言えるよ。すべて勝てたなんて信じられない」とコメントしていた。

 マキロイの凄さばかりが目立った昨シーズン。今年の目標はなんと言っても、まだ制覇していない唯一のメジャー、マスターズでの優勝だ。将来ジャック・ニクラウス(米)、タイガー・ウッズ(米)に並ぶビッグネームとなれるか。今季だけでなくこの先10年、20年のゴルフ界はマキロイを中心に回っていくのかもしれない。

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