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松山、後半に伸ばし14位タイで最終日へ 石川は46位タイ浮上

2015/08/30 08:58
松山、後半に伸ばし14位タイで最終日へ 石川は46位タイ浮上
通算5アンダー14位タイに浮上した松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦 ザ・バークレイズが現地時間29日、ニュージャージー州のプレーン・フィールドCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。松山英樹が3アンダー67で回り、通算5アンダー14位タイに浮上した。

 24位タイで決勝ラウンドに進出した松山は、立ち上がりの2番パー3でダブルボギーを叩くなど、前半は2オーバーで折り返す。しかし、後半立ち上がりの10番をバーディとすると流れが一変。12番パー5のバーディでイーブンパーに戻すと、15番からの上がり4ホールで3つスコアを伸ばし、7バーディ、2ボギー、1ダブルボギーでホールアウトとなった。トップとは6打差と逆転優勝にはやや苦しい位置にいるものの、ここ数試合での不調ぶりを払しょくする内容。最終日にはさらなる上位進出となるだろうか。

 一方、第2ラウンドでスコアを崩し64位タイから出た石川遼は、3番から連続バーディをマークし、前半を1アンダー。さらに後半最初の10番から3連続バーディを記録し、一時4アンダーまでスコアを伸ばしたが、14番、17番でスコアを落とし、5バーディ、3ボギーの2アンダー68。通算イーブンパー46位タイと順位はあげたものの、次戦に出場するためには今大会で20位程度が必要な目安となる。目標の順位までは5ストロークと厳しい状態にあるが、猛チャージなるだろうか。

 リーダーボードのトップは、ジェイソン・デイ(豪)とベ・サンムン(韓)。8位タイからスタートしたデイは12番までに5バーディを奪うと、16番パー5では第2打でピンそば6メートルに寄せてイーグル。17番でこの日唯一のボギーを喫したが、最終18番もバーディで締め、7アンダー「63」で一気にトップタイに浮上した。

 同ランキングNo.3のバッバ・ワトソン(米)は、3アンダー67とスコアを伸ばしはしたものの、通算10アンダーで3位タイに後退。トップと2打差の4位タイにはザック・ジョンソン(米)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ライアン・パーマー(米)が並んでいる。

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