デイ夫妻がNBA観戦でアクシデント…　L.ジェームスと激突

　昨季メジャー1勝、そして世界ランキングNo.2のジェイソン・デイ（豪）。11月には二人目となる子供も誕生し、現在は「家族との時間を優先する」ために、先日行われたヒーロー・ワールド・チャレンジなどを欠場しているが、現地時間17日に行われたNBAのクリーブランド・キャバリアーズ対オクラホマシティ・サンダー戦の観戦に訪れた。

　しかし、試合終盤の第4クオーターでボールを追っていたキャバリアーズのスター選手、レブロン・ジェームズがコートの近くで観戦していたデイの妻、エリーさんに激突し、ジェームズが上から覆いかぶさるような格好で床に打ちつけられてしまう。すぐさまドクターらが駆け付け、エリーさんは担架に乗せられてアリーナの外へと運び出され、病院へ向かうこととなった。

　その後、18日にデイの代理人が「エリーは脳震盪の状態になったが、現在は安静にしている。彼女は気遣いや心配に対して感謝している」と声明を発表。同日の午前中には退院したようで、本人もTwitterを更新し「私は大丈夫。頭と首を強く打って、とても怖かった。トラックと激突したようだったわ」と投稿した。

　さらに「ジェイソンが私を守るべきだったと考えている人へ。もし、彼に反応できるだけの時間があれば私を守っていたかもしれない。でも、二人の男にのしかかられるのは嫌だし、レブロンのような大きな人が勢いよく向かってきたのを止められるとは思えない」と、一部の意見に対して反論している。

　また、ジェームスも試合後に「彼女の健康がとても気がかりだ。問題ないことを願う。自分としてはルーズボールを確保しにいっただけだったが、このような結果になってしまい残念だ」とコメント。また自身のTwitter上でも「エリー、あなたが無事であることを願っている。とても申し訳なかった。また試合を見に来てほしい」と謝罪している。