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J.ウォーカーが「65」で首位発進 2打差に全英王者H.ステンソン

2016/07/29 08:47
J.ウォーカーが「65」で首位発進 2打差に全英王者H.ステンソン
「65」で単独首位発進を切ったJ.ウォーカー。(写真提供:Getty Images)

 

 今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権が現地時間28日、ニュージャージー州のバルタスロールGCで第1ラウンドの競技を終了。5アンダー65で回ったジミー・ウォーカー(米)が単独首位に立つ中、1打差2位タイに2010年王者のマーティン・カイマー(独)、3打差5位タイに全英覇者のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らが続いた。

 午前アウトスタートのウォーカーは前半13番から後半1番までの7ホールで5つ伸ばすチャージ。比較的易しいインコースで抜け目なくスコアを伸ばすと、後半は6番でこの日唯一のボギーを叩くも、7番でエッジからの9メートル強を沈めて取り返し、6バーディ、1ボギーのラウンドとなった。今季ここまでトップ10入り3回にとどまるなど調子の上がり切らない37歳だが、この勢いをメジャー初勝利につなげられるか。

 メジャー3勝目の欲しいカイマーは前半インコースで3つ伸ばす、5バーディ、1ボギーの内容。午後の難コンディションの中で4アンダー66をマークし、午前組のエミリアーノ・グリーヨ(アルゼンチン)、ロス・フィッシャー(米)と1打差2位タイに並んだ。全英オープンからのメジャー2連勝を狙うステンソンも午後のプレーとなったが、5バーディ、2ボギーの3アンダー67で上々の滑り出しを見せている。

 連覇を狙う世界王者ジェイソン・デイ(豪)は2アンダー69でルイス・ウーストハウゼン(南ア)、リッキー・ファウラー(米)らと3打差9位タイ発進。以下、松山英樹は1アンダー69の21位タイとなり、ジョーダン・スピース(米)や池田勇太、アダム・スコット(豪)はイーブンパー70の36位タイ、2005年大会を制したフィル・ミケルソン(米)はセルヒオ・ガルシア(スペイン)、バッバ・ワトソン(米)らとともに1オーバー71の55位タイとなった。

 一方、優勝候補のダスティン・ジョンソン(米)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)は大きく出遅れ。大会2勝のマキロイは4オーバー74の120位タイ、今季未だ予選落ちのないジョンソンは7オーバー77の143位タイと2日目のチャージが必須な状況となっている。

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