V.ドゥブイソンが単独首位に　H.ステンソン、R.マキロイは22位T

　欧州ツアーの今季最終戦、DPワールド・ツアー選手権ドバイが現地時間19日、UAEのジュメイラ・ゴルフ・エステーツを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ビクトル・ドゥブイソン（仏）が8アンダー64でラウンドし、通算13アンダーで単独首位に立った。

　前週3位タイのドゥブイソンは、ムービングデーに猛チャージをかけた。5番パー4でイーグルを奪うなど、前半を4アンダーで折り返すと、バックナインは14番から3連続バーディを奪取。最終18番でもスコアを伸ばし、1イーグル、7バーディ、1ボギーでホールアウト。「ここぞという時にパットを決めることができた。素晴らしいスコアだね」とプレーの出来に満足感を示した。

　トップと1打差の2位タイには、ともに6アンダー「66」で回ったマシュー・フィッツパトリック（英）とニコラス・コルサーツ（ベルギー）、そしてティレル・ハットン（英）が並んだ。前日トップタイのセルヒオ・ガルシア（スペイン）は5バーディ、5ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しい展開となり、2オーバー74。通算7アンダー13位タイに後退している。

　年間王者争いでは、レース・トゥ・ドバイでトップを走るヘンリック・ステンソン（スウェーデン）と同4位のローリー・マキロイ（北アイルランド）は通算5アンダー22位タイ。同3位のアレクサンダー・ノレン（スウェーデン）は通算7アンダー13位タイとなっている。また、同2位のダニー・ウィレット（英）は4オーバー76と崩れ、通算1オーバー51位タイに沈んでいる。