国内3ツアー対抗戦　JGTOが圧勝で3大会ぶりの優勝！

　オフシーズンの恒例イベントとなった国内3大ツアーの対抗戦、Hitachi 3Tours Championship（日立3ツアーズ選手権）が11日、千葉県のグリッサンドゴルフクラブで開催され、日本ゴルフツアー機構（JGTO）が13.5ポイントで2013年大会以来の優勝を飾った。

　午前中にベストボール方式（2人が各々自分のボールでプレーして、良い方のスコアを採用）で行われた1stステージは、第1組の宮里優作＆宋永漢（韓）がノーボギーの5アンダーで1位となり2ポイントを獲得。さらに、2組目の片山晋呉＆小平智は6番でイーグルをマークするなど、5アンダーとして1位となるなど、計5ポイントを獲得した。

　一方、3連覇を目指す日本女子プロゴルフ協会（LPGA）は、第2組と第3組で2位タイに入るのみに終わり、午前を終えて1.5ポイント。日本プロゴルフ協会（PGA）は2.5ポイントで2ndステージへと向かうこととなった。

　午後の2ndステージはオルタネート方式（2人が1つのボールを交互に打つ）で争われると、1組目の宮里＆宋が1番でバーディを奪取し、その後はパーを拾い続けて3ポイントを獲得。2組目は申ジエ（韓）＆堀琴音が最終ホールまでリードを奪っていたものの、9番で痛恨のダブルボギーを喫して谷原秀人＆片岡大育と2.5ポイントを分け合った。そして、最終組は片山＆小平が1アンダーで回り1位となり、3大会ぶりに日本“最強”ツアーの称号を手にした。

　PGAはは2ndステージで5ポイントを獲得し、通算7.5ポイントで2位。LPGAは午後でもわずか4.5ポイントの獲得に終わり、通算6ポイントで3位となっている。