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2016注目大会振り返り 〜全米オープン〜

2016/12/22 11:36
2016注目大会振り返り 〜全米オープン〜
自身初のメジャー優勝を達成したD.ジョンソン。(写真提供:Getty Images)

 

 米ツアー通算12勝ながらメジャー優勝のなかったダスティン・ジョンソン(米)が、ついに2016年全米オープンで悲願の瞬間を迎えた。

 初日から3度の中断を挟み荒天サスペンデッド、2日目、そして3日目も日没サスペンデッドが決定するなど、タフな戦いとなった今年の全米オープン。そんな中、ジョンソンはトップのシェーン・ロウリー(アイルランド)と3打差の暫定3位タイで最終日を迎えることとなった。

 その最終日、第3ラウンド後半の13番からのプレーとなったジョンソンは、1バーディ上積みで同ラウンドを「71」とし、トップと4打差の2位タイで最終ラウンド突入。すると前半2番、9番と飛距離を武器にバーディを重ね、失速したロウリーをかわしてついに単独首位に立つ。

 14番はボギーとしたものの、15番以降はパーをキープ。最終18番はしっかりバーディで締めた。昨季大会では決勝のイーグルチャンスから3パットで惜敗を喫したジョンソン。ホールアウト後に1打罰を受けたものの、通算4アンダーで後続に3打差をつけて見事に昨季のリベンジを果たした。

 これまで多くのチャンスを迎えながらメジャーにはあと一歩届いていなかったジョンソン。「これまで多くのチャンスをつかみ損ねてきた。だから今回の勝利は本当に最高」と勝利をかみしめた。

 一方で日本勢初のメジャー優勝を狙った松山英樹は119位タイでまさかの予選落ち。池田勇太(107位タイ)、谷口徹(142位タイ)もカットラインには届かなかった。日本勢最上位だったのは通算7オーバー23位タイの宮里優作。谷原秀人は通算12オーバー51位タイだった。

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