世界ランキング　松山がジャンボ、中嶋以来のトップ5入り！

　米国時間29日に最新のゴルフ世界ランキングが発表され、日本の松山英樹がジョーダン・スピース（米）を交わし5位に浮上した。日本人のトップ5入りは1997年の尾崎将司以来20年ぶり。日本人最高位は中嶋常幸が87年に記録した4位。

　日本の24歳が世界の頂へ向け、歩を進めている。前週のファーマーズ・インシュランス・オープンでは33位タイ、連続アンダーパー記録も21ラウンドで途切れた松山だが、今週発表の最新世界ランクで日本人3人目となる5指入りを果たした。前述の尾崎、中嶋は国内ツアーを主戦場としての記録となっており、早い段階でアメリカに拠点を移した松山のこの結果はまた違った意味合いを持つことになるだろう。

　次なる標的となる4位ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）とは0.66差。ディフェンディング・チャンピオンとして挑むウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン（現地時間2月2日〜5日／アリゾナ州、TPCスコッツデール）で少しでも上との差を詰めたいところ。その上は1位ジェイソン・デイ（豪）、2位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、3位ダスティン・ジョンソン（米）となっている。

　また、日本勢2番手の池田勇太も34位から33位に1ランクアップ。一方、マスターズ（現地4月6日〜9日／ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC）出場を狙う谷原秀人は54位から3つ順位を下げて57位となった。小平智は99位のまま。前週はトーリーパインズGCでパーブレーク率No.1を記録、開幕戦以来のトップ20フィニッシュを果たした石川遼は、周りの選手が順位を上げたこともあり、104位から107位に後退した。