松山英樹、悪天候のなか「72」と我慢のプレー トップとは6打差に
2017/07/22 05:33
今季メジャー第3戦 第146回全英オープンが現地時間21日に英国のロイヤル・バークデイルGCを舞台に第2ラウンドの競技が終了。松山英樹は、2オーバー「72」とスコアを落としながらも、通算イーブンパー10位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
初日を「68」の12位タイで終えていた松山。この日はラウンド中に強い雨が降り注ぐ、難しいコンディションとなったが出だしの1番から5ホールをパープレーで凌ぐ。すると6番でボギーが先行したものの、続く7番から連続バーディを奪取。前半は1アンダーで折り返す。
後半に入ると、10番から連続ボギー、そして13番でもスコアを落とす苦しい展開となったが、14番でバーディを奪って悪い流れを断ち切ると、16番ではダブルブレイクの難しいラインを読み切ってバーディをマーク。一時トップと1打差にまで迫る。
しかし、17番パー5で2打目を大きく曲げると、3打目は出すだけになるなどダブルボギー。最終18番は3打目をグリーン左下のバンカーに入れるピンチを迎えたが、ここは約1.5メートルのパーパットを沈めて、4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーでホールアウトとなった。トップとの差は6ストロークに広がったものの、ムービングサタデーでスコアを伸ばすことができるか注目だ。
その他の日本勢は、池田勇太が9オーバー79と大きくスコアを崩して通算10オーバー123位タイ。初日「70」の宮里優作は12オーバー「82」の大乱調で、谷原秀人とともに通算12オーバー137位タイで予選落ちとなっている。
(写真提供:Getty Images)