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会見に臨んだ松山「オーガスタに向け良い兆しは見えている」

2017/11/30 15:22
会見に臨んだ松山「オーガスタに向け良い兆しは見えている」
大会連覇を狙う松山が公式会見に臨んだ。

 

 ヒーロー・ワールドチャレンジ(現地時間30日〜12月3日/バハマ、アルバニーCC)での連覇を狙う松山英樹が開幕を前に公式記者会見に臨んだ。

 これが4度目の出場。「毎年ここに呼ばれるというのが自分の目標でもある。去年優勝してまたここに戻ってこられてうれしい」と松山。「去年ここで優勝してから本当に良いプレーができた。8月のブリヂストン(招待)の優勝からなかなか良いプレーができていないが、またここで良いきっかけをつかみたい」と意気込んだ。

 前々週はダンロップフェニックスに出場して日本勢トップの単独5位。「やっぱりまだショットがいまいちイメージ通りに打てなくて苦しんでいる感じはある」としたが、「その代わり今週パッティングがすごくよくなってきていると思うので、そこがちょっと楽しみだなという感じですね」とグリーン周りは上向きのようだ。

 会見では今大会で本格的な競技に復帰するタイガー・ウッズ(米)についても質問が飛んだ。少年時代、タイガーはどんな存在だったかと問われた松山は「97年にタイガーが初めてマスターズで勝った時がすごく印象に残っている。学校に行く前にテレビを見るといつもタイガーが映っていた。本当に遠い存在だったのが、こうやって同じ舞台で戦えるというのはすごくうれしい。(タイガーと)優勝争いを一度もしたことがないので、一緒にやってみたい気持ちは強いですね」。再びトップレベルのタイガーに戻ってきてほしいかの問いには、間髪入れずに「もちろん!」と笑顔を見せた。

 また今月5日にドナルド・トランプ大統領と安倍晋三首相とプレーした感想を問われると、「試合とは別のプレッシャーというか、緊張だったんですけど、プライベートのラウンドではいままでの中で一番緊張したんじゃないかと思います」。記者が「彼らよりもうまいのに緊張するの?」と質問をかぶせると「逆に皆さんの中で一緒にゴルフすると言って緊張しない人はいますか」と問い返して場を和ませた。

「(8月以降は)自分のゴルフの状態がなかなかすべてにおいて最悪だったという感じがあった。その中でちょっとずついまはよくなってきているので、来年のオーガスタに向けていい兆しが見えてきていると思うので楽しみ」と現在の状態を語った松山。大会連覇でその「兆し」をさらに確かな予感に変えたいところだ。

(画像・素材提供:ゴルフネットワーク)

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