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強者揃いの全英前哨戦 13年覇者P.ミケルソンは弾みつけられるか

2016/07/07 10:36
強者揃いの全英前哨戦 13年覇者P.ミケルソンは弾みつけられるか
2013年の再現を狙うP.ミケルソン。(写真提供:Getty Images)

 

 欧州ツアーのアバディーン・アセット・マネジメント・スコティッシュ・オープンが現地時間7日、スコットランドのキャッスル・スチュアートGCを舞台に開幕。全英オープン(7月14〜17日/スコットランド、ロイヤルトルーンGC)前哨戦で、フィル・ミケルソン(米)ら強豪が弾みをつけるべく集まっている。

 ミケルソンは2013年大会をプレーオフの末に制すると、勢いそのままに翌週の全英オープンも制覇。今大会もその快挙を繰り返すべくエントリーし、2週連続優勝を狙うトンチャイ・ジェイディ(タイ)、そしてシェーン・ロウリー(アイルランド)と同組でスタートする。

 続く組も、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、2009年大会覇者マーティン・カイマー(独)、そしてクリス・ウッド(英)と強者揃い。13年大会でミケルソンとのプレーオフを演じたブランデン・グレイス(南ア)も、地元出身のラッセル・ノックス、そしてパトリック・リード(米)と注目の組で回る。

 そのほか、昨季覇者リッキー・ファウラー(米)は不出場だが、ルーク・ドナルド(英)、マシュー・フィッツパトリック(ともに英)ら実力者に加え、メジャー制覇経験者のパドレイ・ハリントン(アイルランド)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、コリン・モンゴメリー(スコットランド)らも顔を見せる。

 また、今大会は全英オープンへの出場権を得る最後のチャンスとなり、12位タイまでに入った選手のうち、有資格者を除く上位4名がその切符をつかむ。出場権を手にしていない選手にはY・E・ヤン(韓)、トーマス・ビヨーン(デンマーク)ら実績のある選手も多く、滑り込みの全英行きをかけた上位争いからは目が離せない。

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