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野村、メジャー初制覇へ4位タイ浮上 渡邉、横峯、原も予選通過

2016/07/09 12:51
野村、メジャー初制覇へ4位タイ浮上 渡邉、横峯、原も予選通過
4位タイに浮上した野村。(写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーの今季メジャー第3戦、全米女子オープンが現地時間8日、カリフォルニア州のコードベールGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。野村敏京が3アンダー69で回り、通算5アンダー4位タイに浮上した。

 初日「70」の11位タイにつけた野村は、4番でボギーを喫すると、8番までパープレーが続く我慢の展開が続いたが、9番パー5でバーディをマーク。すると後半は、11番から連続バーディをマークするなど、ノーボギーで3つスコアを伸ばし、4バーディ、1ボギーの内容でホールアウト。トップとは3打差と初のメジャータイトルを射程圏内にとらえ、ムービングサタデーを迎える。

 また、リオデジャネイロ五輪の出場権を狙う渡邉彩香は、前半を2バーディ、2ボギのイーブンパーで折り返すと、バックナインでは11番でバーディが先行。その後、13番からボギー、バーディ、ボギーとすると、17番パー4でスコアを伸ばし、5バーディ、4ボギーの1アンダー「71」でホールアウト。通算1オーバー29位タイに浮上し、決勝ラウンド進出を決めている。

 23位タイから出た横峯さくらは、インスタートの11番パー4でバーディを先行させると、13番ボギーのあとの16番パー3で再びロングパットを沈め、バーディをマーク。しかし、18番から4連続ボギーと失速すると、その後はスコアを伸ばせず、3オーバー「75」でラウンドし、通算2オーバー38位タイとなっている。原江里菜は5オーバー77とスコアを落としたものの、通算4オーバー60位タイとカットライン上で辛くも予選突破となった。

 一方、同じく23位タイからスタートした宮里美香は、1オーバーで折り返した後半に5ボギーを喫し、6オーバー「78」で通算5オーバー73位タイ。また、現在ロレックスランキング(女子世界ランキング)で日本人2番手につける大山志保は4オーバー76と通算8アンダー106位タイに沈み、ともに予選落ちとなっている。松森彩夏は1オーバー「73」でフィニッシュし、佐藤絵美らと並び通算7オーバー92位タイ。堀琴音は7オーバー79で通算10オーバー119位タイ。アマチュアの澤田知佳は5オーバー「77」で通算19オーバー150位タイとなり、2日間で大会を後にすることとなった。

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