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歴史的激闘を制したH.ステンソン 大会記録でメジャー初制覇!

2016/07/18 02:46
歴史的激闘を制したH.ステンソン 大会記録でメジャー初制覇!
メジャー初制覇を達成したH.ステンソン。(写真提供:Getty Images)

 

 今季メジャー第3戦 全英オープンが現地時間17日、スコットランドのロイヤルトルーンGCで最終ラウンドの競技を終了。8アンダー「63」でラウンドしたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が、フィル・ミケルソン(米)を3打差で振り切り、メジャー初制覇を成し遂げた。

 ステンソンとミケルソンによる一騎打ちとなった日曜日。1番でミケルソンがバーディを奪ったのに対し、ステンソンはボギーを叩き順位が逆転。しかし、ステンソンは2番から3連続バーディ、ミケルソンは4番パー5でイーグルを奪い、6番終了時点では通算15アンダーで並んだ。前半最後の9番ではステンソンがバーディパットを沈め通算16アンダー、ミケルソンが通算15アンダーで前半を折り返す。

 後半最初の10番は共にバーディをマークすると、11番でステンソンが3パットのボギー。12番ではミケルソンが難しい距離のパーパットをセーブするが、14番からステンソンが3連続バーディを奪い、リードを2ストロークに。ピンそばにつけた17番パー3のバーディパットは外したものの、最終18番ではパーオンに成功し、バーディフィニッシュで逃げ切った。ステンソンは、10バーディ、2ボギーの内容で回り、2000年大会のタイガー・ウッズ(米)が持つトーナメントレコードを更新する通算20アンダーで、スウェーデン人初のクラレットジャグを獲得した。

 1イーグル、4バーディ、ノーボギーの6アンダー65で回ったミケルソンは、通算17アンダーで単独2位。通算6アンダー単独3位にJ.B.ホームズ(米)、通算5アンダーの単独4位にはスティーブ・ストリッカー(米)が入っている。世界ランキング4位のローリー・マキロイ(北アイルランド)が4アンダー67でラウンドし、通算4アンダーでセルヒオ・ガルシア(スペイン)らと並び5位タイとなっている。

 全米オープン覇者のダスティン・ジョンソン(米)は通算2アンダー9位タイ。世界ランキングNo.1のジェイソン・デイ(豪)は通算1オーバーで、ジャスティン・ローズ(英)、ジェイソン・ダフナー(米)らと22位タイに入った。また、同No.3のジョーダン・スピース(米)は3アンダー68とスコアを伸ばし、通算2オーバー30位タイとなった。

 日本勢は、池田勇太が4バーディ、6ボギー、2ダブルボギーの6オーバー77とスコアを落とし、通算13オーバー72位タイで終戦。単独80位から出た市原弘大も、5ボギー、1ダブルボギーの7オーバー78と崩れ、通算18オーバー79位タイで4日間を終えている。

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