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ノーボギー「65」も届かなかったメジャー6勝目 「普通なら…」

2016/07/18 04:30
ノーボギー「65」も届かなかったメジャー6勝目 「普通なら…」
ホールアウト後、健闘を称えあうP.ミケルソンとH.ステンソン。(写真提供:Getty Images)

 

 現地時間17日、スコットランドのロイヤルトルーンGCで最終ラウンドの競技を終了した第145回の全英オープンでは、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が通算20アンダーでメジャー初制覇を成し遂げた。一方、1打差単独2位からの逆転を狙ったフィル・ミケルソン(米)は、6アンダー65で回りながらも3打及ばず単独2位に終わった。

「良いプレーが出来たし、良いショットもあった。メジャーの最終日にボギーフリーで65。ベストなゴルフが出来たよ」とプレーを振り返ったミケルソン。通算17アンダーは過去144回の全英オープンのうち、140回は優勝に値する数字で、3位以下には11打差をつけた。「普通なら(優勝に)十分なはずだが、勝てなかった」と悔しさを滲ませた。

 しかし「2位になったことは残念だが、ヘンリックが勝って嬉しいよ。10バーディは素晴らしいね。彼は偉大なチャンピオンで、世界のなかで最高のボールストライカーの一人だ」と勝者を称えることも忘れなかった46歳。全英オープン史上2番目の年長優勝記録は来年以降に持ち越しとなったが、メジャー6勝目を2週間後に迫る全米プロゴルフ選手権(7月28日〜31日/ニュージャージー州バルタスロールGC)で狙う。

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