“死闘”語り継がれるバルタスロールに松山ら日本勢3人が挑む!
2016/07/27 10:23
今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権が現地時間28日に開幕。2005年以来のバルタスロールGC(ニュージャージー州)開催となる今大会に、松山英樹、谷原秀人、池田勇太の日本勢3人が挑む。
リオデジャネイロ五輪開催による過密日程の中、全英オープンからわずか2週間で行われるメジャー最終戦。舞台となるバルタスロールは、1980年全米オープンで青木功とジャック・ニクラウス(米)が死闘を繰り広げた日本人にも馴染みあるコースだ。36年経った今も当時の青木の2位を超える日本勢は出ておらず、レジェンド超えの偉業達成に期待がかかる。
なかでも注目の松山は、全英オープンで自身初のメジャー2戦連続予選落ちを喫するなど苦戦が続いているが、ツアー2勝目を手にし、マスターズでも優勝争いに絡んだ前半戦の勢いをここで取り戻せるか。また、2週後にリオ五輪を控えた池田、そして今季日本ツアーで2勝を挙げている谷原の活躍からも目が離せない。
前回王者はジェイソン・デイ(豪)。昨季大会ではメジャー新記録となる通算20アンダーで悲願のビッグタイトルを手にしたが、連覇へのメジャー2勝目へは、今季の全米オープン、全英オープンでそれぞれメジャー初優勝を遂げたダスティン・ジョンソン(米)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)といった波に乗る強豪を倒さなければならない。
2012年、14年覇者のローリー・マキロイ(北アイルランド)や昨季2位のジョーダン・スピース(米)、前回バルタスロールで開催された2005年大会の王者、フィル・ミケルソン(米)らも優勝候補の一角。全英オープンでステンソンとの激闘を演じたミケルソンは、逃したメジャー6勝目をここでつかみたいところだ。