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J.ウォーカーがメジャー初V! J.デイは1打差で連覇逃す

2016/08/01 09:31
J.ウォーカーがメジャー初V! J.デイは1打差で連覇逃す
メジャー初優勝を飾ったJ.ウォーカー。(写真提供:Getty Images)

 

 今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権が現地時間31日、ニュージャージー州のバルタスロールGCで順延となっていた第3ラウンドと最終ラウンドの競技を終了。初日からリーダーボードのトップを走っていたジミー・ウォーカー(米)が通算14アンダーで逃げ切り、メジャー初優勝を飾った。

 第2ラウンドを終えてロバート・ストレブ(米)と首位タイに並んだウォーカーは3日目ティーオフできず、この日36ホールのプレーとなった。第3ラウンドは2オーバーの折り返しから後半4つ戻し単独首位で最終18ホールへ。そこからタフなフロントナインをパープレーでしのぐと、後半10番でバンカーからチップイン、続く11番で9メートルのスライスラインを沈め、連続バーディで後続に2打差をつける。

 その後、パーを並べて迎えた17番でも1つ伸ばしリードを広げたものの、1組前で追い上げてきたジェイソン・デイ(豪)が最終18番イーグルで詰め寄り、1つ落とせばプレーオフという状況で18番パー5へ。初のメジャータイトル獲得へ大きな重圧のかかる中、フェアウェイからの2打目は右ラフに外れたが、3オンからの10メートルを冷静に2パットで収めて世界王者との優勝争いを制した。

 連覇を逃したデイは通算13アンダー単独2位で終戦。1日36ホールのマラソンを「67-67」で走り抜け、一時単独トップに抜け出す場面もあったがメジャー2勝目にはわずかに届かなかった。それでも、最終ラウンドは2オーバーで迎えた5番から1イーグル、3バーディと大きく巻き返す流石のプレーを見せた。

 通算10アンダー3位はダニエル・サマーヘイズ(米)。通算9アンダー4位タイには松山英樹にブランデン・グレイス(南ア)、ブルックス・ケプカ(米)の3人が並んだ。全英オープン覇者のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は第3ラウンドを終えて首位と2打差につけるも、最終18ホールで1つ後退し、ストレブ、マーティン・カイマー(独)と並ぶ通算8アンダー7位タイとなっている。

 そのほか、世界ランキング3位のジョーダン・スピース(米)は通算6アンダー13位タイ。アダム・スコット(豪)は通算5アンダー18位タイとなり、前回バルタスロールで開催された2005年大会の覇者フィル・ミケルソン(米)は、池田勇太、谷原秀人らとともに通算3アンダー33位タイに終わっている。

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