岩田、スコア伸ばせず56位タイ終戦 シード獲得は最終戦へ持ち越し
2016/08/15 07:08
米男子ツアーのジョン・ディア・クラシックが現地時間14日、イリノイ州のTPCディアランで最終ラウンドの競技を終了。岩田寛はイーブンパー71とスコアを伸ばせず、通算5アンダー56位タイで大会を終えた。
前日に36ホールをプレーし、2戦ぶりに予選通過となった岩田。58位タイから出た最終日は、前半の9ホールではショットがピンに寄らずスコアカード通りに終えると、後半に入り12番からともに3パットの連続ボギーを喫する。上がり2ホールでようやく連続バーディを奪取してスコアをイーブンに戻したが、わずかに順位を上げるにとどまった。
来季シード権獲得のためには、フェデックスカップ・ポイントランキングで上位125名に入る必要があり、次週のレギュラーツアー最終戦 ウィンダム選手権(8月18日〜21日/ノースカロライナ州セッジフィールドCC)では上位フィニッシュが必須となる。
単独トップからでたライアン・ムーア(米)が、4アンダー67で回って逃げ切り勝ち。出だしの4ホールで2バーディを奪いリードを広げると、18ホールを通じてノーボギーと安定したプレーを披露。後続を2打差でかわして、ツアー5勝目を挙げた。通算20アンダー単独2位にはベン・マーティン(米)が入っている。
今季下部ウェブドットコムツアーで3勝を挙げているウェズレイ・ブライアン(米)は、1アンダー70と伸び悩んで通算13アンダー8位タイ。4アンダー「67」で回ったジョン・ラーム(スペイン)が通算13アンダー14位タイとなっている。2012年王者のザック・ジョンソン(米)は、通算9アンダー34位タイでフィニッシュしている。