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野村、大山ともに上位浮上ならず I.パークが金メダルへ王手

2016/08/20 05:06
野村、大山ともに上位浮上ならず I.パークが金メダルへ王手
15位タイで最終日を迎える野村。(写真提供:Getty Images)

 

 リオデジャネイロ五輪の女子ゴルフ競技が現地時間19日、ブラジルのオリンピック・ゴルフコースで第3ラウンドの競技を終了。野村敏京は1オーバー72とスコアを落とし、通算3アンダー15位タイ。大山志保は6オーバー77と大きく崩れ、通算5オーバー41位タイで最終日を迎えることとなった。

 17位タイから出た野村はスタートの1番をバ−ディとするも、続く2番でボギー。6番からバーディ、ボギーとした8番パー3でスコアを伸ばし、前半は1アンダーで折り返す。後半は10番からの4ホールをパープレーとしていたが、14番からの連続ボギーでスコアを落とすと、上がり3ホールで取り返すことができず。トータル3バーディ、4ボギーの内容でムービングデーに上位浮上とはならなかった。

 一方、前日「71」で32位タイに順位を落としていた大山は、7番までに3ボギーと苦しいフロントナインに。後半は11番でバーディが先行したが、13番でダブルボギー、14番からは連続ボギーと再びスコアを落とし、2バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの内容で3日目を終えた。

 通算11アンダーで金メダルに王手をかけたのはインビー・パーク(韓)。単独首位から出ると5番までに3バーディと順調な滑り出しを見せ、その後、ボギーを4つ叩くなど一時イーブンパーまでスコアを落としたが、終盤の16番から連続バーディを奪って1アンダー70とし、後続に2打差をつけている。

 ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)が、この日のベストスコアとなる6アンダー「65」をマーク。前半を8番パー3でのホールインワンを含む6アンダーとすると、バックナインの9ホールをスコアカード通りのプレー。通算9アンダーでゲリナ・ピラー(米)と並んで2位タイとなっている。

 中国のフォン・シャンシャンが通算8アンダーで単独4位。2位タイから出たステイシー・ルイス(米)は5オーバー76と崩れ、通算4アンダーで、4オーバー75と苦戦した世界ランキング3位のブルック・ヘンダーソン(カナダ)らと並び、通算4アンダー8位タイに順位を落としている。

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