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松山、優勝争いへ2位タイ浮上! 岩田は決勝R進出できず

2016/08/20 08:29
松山、優勝争いへ2位タイ浮上! 岩田は決勝R進出できず
2打差2位タイの好位置で大会を折り返した松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのウィンダム選手権が現地時間19日、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCで第2ラウンドの競技を終了。松山英樹は6アンダー「64」をマークし、通算10アンダー2位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

 初日「66」で8位タイにつけていた松山は、前半こそ5番パー5のバーディのみに終わり、1アンダーで前半を折り返すも、後半に入り猛チャージ。12番パー3では60センチ、14番では2メートル、15番では90センチのバーディチャンスにつけるなど持ち前のショット力でスコアを伸ばし、バックナインだけで5バーディを奪取。ノーボギーと完ぺきなプレーでトップと2打差につけ、今季2勝目を射程圏内に捉えて週末を迎えることとなった。

 一方、来季シード確保のために上位進出が必須の岩田寛は、イーブンパーで迎えた17番パー4でダブルボギーを喫し、2オーバーで折り返し。一転して後半は1番、4番でバーディを奪うと、5番パー5では2打目で3メートル弱につけてイーグルを奪取するなど2アンダーまで伸ばしたが、7番パー3で大きく左に外し再びダブルボギーを叩いた。結局、1イーグル、4バーディ、2ボギー、2ダブルボギーのイーブンパー70に終わり、通算イーブンパーで無念の予選落ち。フェデックスカップ・ポイントを獲得できず、同ランク125位圏外となることが確定となった。

 通算12アンダーで単独首位に立ったのはキム・シウー(韓)。1イーグル、8バーディの10アンダー「60」を叩き出し、前日41位タイからの奪首となった。松山と同じ2打差2位タイにつけたのは、前日首位タイのケビン・ナ(米)、2週前にツアー初の「58」を記録したジム・フューリック(米)に、この日「61」をマークしたルーカス・グローバー(米)。通算9アンダー6位にはラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)が続く。

 そのほか、通算7アンダー7位タイにはブラント・スネデカー(米)やルーク・ドナルド(英)が並び、通算6アンダー11位タイ集団にもリッキー・ファウラー(米)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)ら強豪が名を連ねた。一方で、全米プロゴルフ選手権を制したジミー・ウォーカー(米)は通算2オーバーで決勝ラウンド進出を逃している。

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