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P.リードが逆転でPOシリーズ初戦制す R.ファウラーは無念の7位T

2016/08/29 08:55
P.リードが逆転でPOシリーズ初戦制す R.ファウラーは無念の7位T
プレーオフシリーズ初戦で今季初勝利を飾ったP.リード(左)。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦 ザ・バークレイズが現地時間28日、ニューヨーク州のベスページ・ステートパークで最終ラウンドの競技を終え、1打差2位から出たパトリック・リード(米)が通算9アンダーで逆転優勝。前日首位のリッキー・ファウラー(米)は通算6アンダー7位タイに終わった。

 今季初勝利、ライダーカップ代表入りを目指す2人の最終組対決はリードに軍配が上がった。前半はファウラーの1バーディに対し、リードがボギー先行から3バーディと巻き返す展開。ハーフターン時点で通算10アンダー首位並走の接戦となると、後半はファウラーが11番で初日以来のボギーを叩いたあと、リードがピンそばにつけた12番バーディで2打差の優位に立つ。

 すると、逆転を許したファウラーは16番ダブルボギーなどで終盤に3つ落とし急失速。リードも上がり3ホールで2ボギーを喫したが、トータル4バーディ、3ボギーの1アンダー70にまとめ、最終的に2位タイのエミリアーノ・グリーヨ(アルゼンチン)らと1打差での戴冠となった。リードにとってはこれが2015年1月以来のツアー5勝目。年間王者を決めるフェデックスカップ・ポイントランクでは首位に浮上している。

 この結果、リードは今週終了時点のポイントランキングによって決定される、ライダーカップ米国代表の自動選出枠入り(8名)が確定。ファウラーは最終日、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「74」で逆転負けとなり、ライダーカップ・ポイントランク11位でキャプテンピックを待つこととなった。

 トップと1打差の通算8アンダー2位はグリーヨとこの日「66」のチャージをかけたショーン・オヘア(米)。連覇を目指した世界王者ジェイソン・デイとアダム・スコット(ともに豪)、ゲーリー・ウッドランド(米)が2打差4位タイに入っている。なお、フェデックスカップ・ポイントランク首位だったデイは2位に1つ順位を下げている。

 そのほか、昨季年間王者のジョーダン・スピース(米)は通算5アンダー10位タイ。世界ランク2位のダスティン・ジョンソン(米)は通算2アンダー18位タイとなり、世界5位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算イーブンパー31位タイで4日間を終えた。

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