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来季シード権争いも大詰め 当落線上の藤田、一ノ瀬ら正念場

2016/10/26 11:52
来季シード権争いも大詰め 当落線上の藤田、一ノ瀬ら正念場

 

 国内女子ツアーの樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントは28日、埼玉県の武蔵丘ゴルフコースで開幕。ディフェンディング・チャンピオンの渡邉彩香は連覇で今季初勝利を飾れるか。

 今季の渡邉は2位2回を含むトップ10入り9回を数えるも、トロフィにはあと一歩が及ばず。現在賞金ランキング9位と好位置につけているが、シーズン終盤に差し掛かるとこれまでの勢いが失速し、予選落ちが続いている。それだけにいいイメージのあるコースで1年ぶりの白星をつかんで、終盤戦に手応えを残したい。

 また、この時期になると賞金女王争いと同時に来季のシード権争いも激戦となってくる。今季残り5試合となっているが、翌週のTOTOジャパンクラシックと最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは出場資格が限られているため、シード当落線上の選手にとっては実質3試合のみだ。

 賞金ランク48位の金田久美子、49位の藤田光里、同50位の服部真夕、そして藤本麻子、一ノ瀬優希、比嘉真美子らボーダーラインにいる選手は正念場となる。さらに2013年国内女子ツアー賞金女王の森田理香子も68位とこのままでは危うい位置だ。残り少ない試合で踏ん張らなければシード落ちの危機にいるだけに、サバイバルレースはより厳しいものになりそうだ。

 その他、前週大会からの連勝を目指す全美貞(韓)や賞金ランク1位を独走するイ・ボミ(韓)、鈴木愛、キムハヌル(韓)、菊地絵理香らも優勝賞金1,440万円を目指してフィールド入り。シーズン終盤の大事な一戦、激戦必至の3日間を制するのは一体誰になるだろうか。

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