ライバル不在の池田、賞金王へ前進なるか

　国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップは27日からABCゴルフ倶楽部（兵庫県）で開幕。歴代チャンピオンの池田勇太が自身初の賞金王に向けて今季3勝目を目指す。

　賞金王を狙う池田にとって今大会は絶好のチャンス。昨年大会は通算5オーバー44位タイと不甲斐ない結果となったが、14年は4位タイ、13年にはツアー11勝目を飾っておりコースとの相性は悪くない。また、賞金ランキング2位の谷原秀人や同3位の金庚泰（韓）は世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC-HSBCチャンピオンズに出場のため今大会への参加を見送っている。ライバル不在のなか、少しでも賞金を上積みしたいところだ。

　また、昨季大会2打差の2位タイでに終わった片岡大育も注目の一人。10月のトップ杯東海クラシックでツアー2勝目を飾り、前週のブリヂストンオープンでも5位タイに入る活躍を見せている。好調を維持したまま今季2勝目といきたいところだろう。

　その他、ブリヂストンオープンで優勝した小平智、今大会3勝の片山晋呉、宮本勝昌らが出場。優勝賞金3,000万円をかけてトッププレーヤーたちがしのぎを削る。