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好調フォン・シャンシャンが首位浮上 日本勢最上位は堀琴音

2016/11/05 16:23
好調フォン・シャンシャンが首位浮上 日本勢最上位は堀琴音
単独首位で最終日を迎える好調のフォン・シャンシャン。(写真提供:Getty Images/11月4日撮影)

 

 国内女子ツアーで唯一、全米女子プロゴルフ協会の公式戦となっている「TOTOジャパンクラシック」が5日、茨城県・太平洋クラブ 美野里コースで第2ラウンドの競技を終えた。前週米ツアーのサイム・ダービーLPGAマレーシアで通算5勝目を飾ったフォン・シャンシャン(中)が通算11アンダーで首位に浮上。日本勢トップに立つ堀琴音は通算6アンダー12位タイで2日目のラウンドを終了した。

 米ツアーアジアシリーズでこれまで出場4試合すべてで優勝争いに絡んでいるフォンは、3打差7位タイのスタートから「64」の猛チャージをかけて単独首位に。バックナインでは12番から3連続、上がり2ホールでも連続バーディを奪取し、リーダーボードの最上段を射止めた。1打差の単独2位は、米ツアーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー争いでトップを走るアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)。2打差3位にはスーザン・ペテルセン(ノルウェー)と姜秀衍(韓)が並び、さらに1打差の5位タイに連覇を狙うアン・ソンジュや大会2勝の申ジエ、ジャン・ハナら韓国勢が名を連ねた。

 前日7位タイの堀はイーブンパーの折り返しから13番、14番と立て続けにスコアを伸ばして上位を追走。最終18番は惜しくもバーディフィニッシュとはならなかったが、4バーディ、1ボギーの内容で連日の「69」をマークし、首位と5打差の12位タイから最終日の上位進出を狙う。また、今季米ツアー2勝の野村は上がり2ホールで連続バーディを奪うなど4バーディ、1ボギーで同じく「69」。国内賞金ランキング3位の笠りつ子らと通算5アンダー16位タイで2日目を終えている。

 そのほか、6バーディ、1ボギーで一気に通算4アンダーとした鈴木愛は、前日46位タイから大会2勝の上田桃子、2012年覇者のステーシー・ルイス(米)らと並ぶ21位タイまで浮上。また、現在ロレックスランキング(女子世界ランク)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)は通算1オーバーで国内賞金ランク首位のイ・ボミ(韓)らとともに52位タイ。今季国内初参戦の宮里藍は通算2オーバー62位タイ、宮里美香は通算5オーバー75位タイと苦戦を強いられている。

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