ツアーニュース

注目選手振り返り 〜ダスティン・ジョンソン〜

2017/01/02 13:29
注目選手振り返り 〜ダスティン・ジョンソン〜
悲願のメジャー初優勝を果たしたD.ジョンソン。(写真提供:Getty Images)

 

 2015年、チャンバーズ・ベイで開催された全米オープン。ダスティン・ジョンソン(米)は、トップと1打差で最終18番パー5を迎え2オンに成功。しかし、4メートルのイーグルチャンスは3パットでパーに終わり、メジャー初制覇の夢は潰えた。

 ツアー通算9勝を挙げながらも、未だにメジャー制覇がないジョンソンにとっては、2016年のメジャー優勝は大きな目標だった。2月のノーザン・トラスト・オープンで単独4位に入るなど、年初から優勝争いを繰り広げると、メジャー初戦のマスターズでは4位タイに入る。

 そして、迎えた全米オープンで歓喜の瞬間は訪れる。初日に「67」をマークして、2位タイと光一につけると、2日目には単独首位に浮上。最終ラウンドは4打差を追ってのスタートとなるが、前半のうちに逆転しサンデーバックナインを首位で迎えると、リードを守りきって優勝。ホールアウト後、前半5番のパーは素振り時にグリーン上のボールが動いたことによる1打罰が与えられたが、後続に3打差をつけてリベンジを果たした。

 その後、次戦となったWGC-ブリヂストン招待も制したジョンソンは、シーズン終盤まで好調を維持。プレーオフシリーズのBMW選手権でもトロフィを獲得した。最終戦のツアー選手権は6位タイに終わり、惜しくも年間王者のタイトルは逃したが、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)とバードン・トロフィ(年間最少ストローク)のタイトルを手にした。

 米ツアー3勝、トップ10入りは出場22試合中15試合を数えるなど、充実の内容となった2016年。2017年は昨年逃した年間王者のタイトルとともに、2つ目のメジャートロフィを目指す。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 注目選手振り返り 〜ダスティン・ジョンソン〜
×