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松山、中盤猛追も逆転ならず単独2位 J.トーマスが今季2勝目

2017/01/09 09:59
松山、中盤猛追も逆転ならず単独2位 J.トーマスが今季2勝目
2017年初戦は単独2位に終わった松山英樹。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの2017年初戦、トーナメント・オブ・チャンピオンズが現地時間日8にハワイ州のプランテーションC at カパルアを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹は3アンダー70で回りながらも通算19アンダー単独2位で大会を終えた。

 トップと2打差の単独2位から逆転優勝を狙った松山は、出だしの1番からボギーが先行するなど、前半は2バーディ、2ボギーでイーブンパー。首位を走るジャスティン・トーマス(米)との差が5ストロークに広がる。それでも後半は11番でバーディを先行させると、14番では2打目をチップインで決めてイーグルとし、一気に1打差にまで詰め寄る。

 しかし、15番、16番でのバーディチャンスをものにできずパーとすると、難関17番パー4では1.2メートルのパーパットを外して痛恨のボギー。最終18番はバーディとしたが、1イーグル、4バーディ、3ボギーの内容でホールアウトし、2017年初戦を優勝で飾ることはできなかった。

 一方のトーマスは、前半を3アンダーとしてリードを広げると4アンダーで迎えた15番パー5では2打目を左に曲げてペナルティーとしダブルボギー。一気に差を詰められたが、17番で1メートルのバーディチャンスにつけるスーパーショット見せて逃げ切った。この勝利で昨年10月のCIMBクラシックに続く、今季2勝目をマーク。ツアー通算3勝目を手にした。

 また、昨季大会王者のジョーダン・スピース(米)が最終日に猛チャージ。バックナインの12番から4連続バーディを奪うなど、ノーボギーの8アンダー「65」と圧巻のプレーを披露し、通算16アンダーで3位タイに入った。ダスティン・ジョンソン(米)、パトリック・リード(米)らが通算15アンダーで6位タイ。世界No.1のジェイソン・デイ(豪)は、通算13アンダー12位タイで4日間の競技を終えている。

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