松山、石川ともに決勝ラウンドに進出　タイガーは予選落ち…

　米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンが現地時間27日、カリフォルニア州トーリーパインズGCのサウスC、ノースCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ノースCをラウンドした松山英樹は、2アンダー70で通算3アンダー21位タイに浮上した。

　47位タイから出た松山は、インスタートの前半は12番から連続ボギーを喫して2オーバーと苦戦。しかし、後半に入り5番パー5でイーグルを奪ってイーブンパーまで戻すと、上がり3ホールで2バーディをマークして1イーグル、2バーディ、2ボギーの内容でホールアウト。トップとは5打差の状況だが、ムービングデーにさらなる上位進出を狙う。

　一方、初日117位タイと出遅れていた石川遼は、ノースCの出だしの10番から連続バーディを奪取するなど前半は2アンダー。後半は2番から連続ボギーを喫した後に、4番から連続バーディを奪うなど、出入りの激しい展開となったがトータル8バーディ、4ボギーの4アンダー68でラウンド。通算2アンダー35位タイと大きく順位をあげて予選ラウンドを突破している。

　また133位タイからの巻き返しを狙ったタイガー・ウッズ（米／ノースC）は、インスタートの10番をバーディとするも、12番でボギーを叩いて前半はイーブンパー。後半も3番ボギーの後に5番パー5でバーディを奪ったのみに終わり、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72のプレーに。通算4オーバーで復帰戦は予選落ちとなっている。

　前日「65」で首位に立ったジャスティン・ローズ（英／サウスC）が1アンダー71と伸び悩みながら、通算8アンダーでトップをキープ。1打差2位タイにはブランド・スネデカー（米／サウスC）らがつけている。一方、世界ランキング3位のダスティン・ジョンソン（米）は通算2オーバー、同1位のジェイソン・デイ（豪）は通算3オーバーでそれぞれ決勝ラウンド進出を逃している。