石川、最終日は「68」でトップ20入り　22歳J.ラームが初優勝！

　米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンが現地時間29日、カリフォルニア州トーリーパインズGCのサウスCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。石川遼が4アンダー68をマークして、通算6アンダー20位タイに入った。

　42位タイから出た石川はインスタートの前半で10番、13番でバーディを奪取。15番から連続ボギーを喫したものの、18番パー5の第3打は残り98ヤードからピン奥に落とすとバックスピンをかけてチップインイーグルをマークし、前半を2アンダーで折り返す。後半も2つスコアを伸ばして、トータル1イーグル、5バーディ、3ボギーの内容でホールアウトし、開幕戦以来となるトップ20フィニッシュとなった。

　一方、24位タイから出た松山英樹は苦戦。1番からボギーを喫すると、3番、6番でバーディを取り返して1アンダーでバックナインを迎えたものの、10番、12番でスコアを落とす。最終18番でバーディを奪って、イーブンパー72でホールアウトとなったが、通算4アンダー33位タイで大会を終えている。

　優勝は通算13アンダーまでスコアを伸ばしたジョン・ラーム（スペイン）。13位タイから出ると、前半こそ1アンダーに終わったが、サンデーバックナインで猛チャージ。11番バーディのあと13番でイーグルを奪うと、上がり2ホールはバーディとイーグルでフィニッシュ。7アンダー「65」を叩き出して、ツアー期待の22歳が初優勝を果たした。

　ジャスティン・ローズ（英）は通算9アンダー4位タイ。トップタイから出たパトリック・ロジャース（米）はイーブンパー72で、こちらも4位タイに終わっている。同じく首位タイから出たブラント・スネデカー（米）は通算8アンダー9位タイ、フィル・ミケルソン（米）は通算7アンダー14位タイとなっている。