濃霧で連日サス　岩田は暫定42位T　J.スピース、J.デイが上位争い

　米男子ツアーのAT＆Tペブルビーチ・プロアマが現地時間10日、カリフォルニア州のペブルビーチGL（PB）、スパイグラス・ヒルGC（SH）、モントレー・ペニンシュラCC（MP）を舞台に順延となっていた第1ラウンドと第2ラウンドの競技を行ったものの、第2ラウンドが濃霧のためにサスペンデッドに。翌午前7時半より再開されることとなった。

　第1ラウンドを38位タイで終えていた岩田寛は、ペブルビーチGLをラウンド。インスタートの前半は10番でバーディが先行するも、11番から連続ボギー。しかし、続く13番でバーディ取り返しイーブンパーに戻すと、後半は2番でバーディ、3番をパーとしたところでこの日のプレーが終了。通算1アンダー暫定42位タイで2日目を終えている。

　通算10アンダー暫定トップタイには、世界ランキング6位のジョーダン・スピース（米／SH）とデレク・ファザワー（米／PB／17ホール終了）。スピースは、8バーディ、1ボギーの7アンダー「65」と猛チャージをかけ、今季初勝利に向けて上々の位置につけた。

　通算9アンダー暫定単独3位には、世界No.1のジェイソン・デイ（豪／SH）。12ホールをプレーして、ノーボギーの7アンダーと大きくスコアを伸ばしており、再開後のプレーにも注目が集まる。通算4アンダー暫定13位タイには、ダスティン・ジョンソン（米／SH）、ジョン・ラーム（スペイン／PB）らが並んでいる。一方、フィル・ミケルソン（米／SH）はイーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算1アンダー暫定42位タイに後退となっている。