直近5年はすべてPO決着！　川岸、柏原は新たな流れとなれるか

　国内女子ツアーのヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップは10日、高知県の土佐カントリークラブを舞台に開幕。2008年の初開催から今年で10回目を迎える節目の大会で、トップゴルファーたちが火花を散らす。

　前週沖縄にて開幕を迎えた国内ツアー。優勝を飾ったアン・ソンジュや3位のイ・ボミ、5位の李知姫など、今季も韓国勢の勢いは続いていきそうだが、2日目、3日目と首位を守った22歳の川岸史果（最終順位は単独2位）、5位でフィニッシュした本格参戦3年目の21歳・柏原明日架など、若手選手の奮闘もあった。

　今週も上記選手たちは全員出場。川岸、柏原には日本勢の新たな流れとして、2週連続の上位進出を期待したいところ。また、昨季賞金上位の笠りつ子、キム・ハヌル（韓）、鈴木愛、テレサ・ルー（台）、大会主催の横浜ゴムと契約を結ぶ原江里菜、森田理香子、藤本麻子、辻梨恵なども記念大会での優勝を狙う。

　ちなみにイ・ボミが優勝を果たした昨年を含め、2012年からの直近5年間の勝者はすべてプレーオフによるもの。5年連続は同一トーナメントでの最多連続記録だという。今年も激戦は必須、トロフィを掲げるのははたして!?