初日は日没サス　石川は暫定24位T発進　H.ステンソンが暫定2位T

　米男子ツアーのバルスパー選手権が現地時間9日、フロリダ州のイニスブルック・リゾートを舞台に第1ラウンドの競技を行ったものの、日没サスペンデッドによる順延が決定。石川遼は2アンダー69でラウンドし、暫定24位タイ発進となった。

　前戦で3試合ぶりに予選突破を果たした石川は、インスタートの13番までに1オーバーとなるが、前半最後の18番パー4で約2メートルにつけてバーディを奪い、イーブンパーでハーフターン。すると、後半は3番から2連続バーディをマークし、残りホールをパーでまとめ、トータル4バーディ、2ボギーでホールアウト。まずまずのスタートを切っている。

　暫定単独トップは9アンダー「62」を叩き出した、ジム・ハーマン（米）。ツアー通算1勝の39歳は9バーディ、ノーボギーと完璧なプレーを披露し、後続に2打差をつけた。暫定2位タイには、7アンダー64でプレーしたヘンリック・ステンソン（スウェーデン）とラッセル・ヘンリー（米）がつけている。

　その他上位には、トップと5打差の6位タイに15ホールまでプレーしたブライソン・デシャンボー（米）、ウェブ・シンプソン（米）、トニー・フィナウ（米）ら。世界ランキング12位のパトリック・リード（米）は1アンダー70で暫定39位タイとなっている。また、今季3勝のジャスティン・トーマス（米）は1イーグル、1バーディ、3ボギーのイーブンパー71で暫定56位タイとやや出遅れている。