谷原がJ.スピースを下す大金星！　松山、池田は引き分ける

　世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC-デル・マッチプレーは現地時間22日、テキサス州のオースティンCCを舞台に初日全32マッチを終了。マスターズ出場に向けラストチャンスにかける谷原秀人が、パワーランキング（優勝予想）1位のジョーダン・スピース（米）を4＆2で下す大金星を挙げた。

　谷原は7番でポイントを先行すると、後半は10番、12番でもバーディに成功し、15番を終えて3アップとリード。16番の第2打を大きく左に曲げたスピースがコンシードを選択し、4＆2で谷原が優勝候補筆頭を下した。現在世界ランキングは60位。マスターズ出場には現地27日発表のランキングで50位以内に入る必要がある。この勢いのまま今季メジャー初戦の出場権をつかめるか。

　また、世界ランク4位の松山英樹はジム・フューリック（米）と対戦。終始松山が先行する形でラウンドは進んでいくが、フューリックが粘りを見せてオールスクエア。ライアン・ムーア（米）と激突した池田勇太は、17番を終えて1アップとリードを許すも、最終18番でバーディを奪い、引き分けた。