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会見に臨んだレクシー 改めて不適切な意図なかったと主張

2017/04/27 13:58
会見に臨んだレクシー 改めて不適切な意図なかったと主張
ペナルティーにより、メジャーVを逃したレクシー。大会後には涙を流した。(写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーのボランティア・オブ・アメリカ・テキサス・シュートアウトを翌日に控えた水曜日。レクシー・トンプソン(米)がANAインスピレーション最終日に4打罰を受けて以来初めてメディアの前で会見に臨んだ。

 問題となったのは3日目の17番ホール。パットの際にマークした場所とは別の場所にボールを置き直したことが、最終日のラウンド中にテレビ視聴者の指摘で発覚した。直前まで独走状態だったトンプソンだが、これにより誤所からのプレー(2打罰)と過少申告(2打罰)の4打罰が下され、リーダーボードを後退。後半盛り返して再びトップに追いついたものの、プレーオフの末、力尽きた。

 水曜日の記者会見でトンプソンは、改めてボールを不適切に動かした意図はなかったと主張。自身のパット時のボールを並べるプロセスについて説明した。

「私のボールには点がつけてあって、どこにコンタクトしたらいいのかの目印にしている」とトンプソン。「あの時私はボールを回転させて、ボールが接触する場所に点を移動させていた」と、17番での一連の流れを振り返った。

 この数週間でもっとも困難なことは何だったか、という質問が及ぶと思わず涙を流した。「ANAインスピレーションは私の大好きなトーナメントの一つで、ポピー池に飛び込んでいくのはいつも私の夢。私はメジャーのトロフィーに自らの名前を刻むために、一生懸命プレーした。(ペナルティーの件は)悪夢だった」(トンプソン)。それでも家族や友人からのサポートが傷心の彼女を支えたという。

 USGAとR&Aは火曜日に「ビデオによる証拠の使用」について新しい制限を発表。それによると今後は映像で確認できても、肉眼で確認できない場合は、ルール違反とはみなされないこととなっている。新ルールについては「まだよく見ていない」とトンプソン。「ゴルフはコールインが利用できる唯一のスポーツ。それが正しいかどうかは私の言うことではありません。将来どうなるか見てみましょう」。

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