ドバイ選手権覇者R.カールソンが大躍進！　遼37位　世界ランキング

　先週行われた欧州ツアーのシーズン最終戦、ドバイ世界選手権でプレーオフを戦った2人が、米国時間29日発表の最新世界ランキングで大きく躍進した。

　2年前の欧州賞金王で、ドバイ世界選手権をプレーオフの末制したロバート・カールソン（スウェーデン）が、20人をゴボウ抜きにしていっきに16位へランクアップ。カールソンに敗れはしたが、今季好調を維持しているイアン・ポルター（英）も、3ランクアップして8位に食い込んでいる。その他の上位陣は、1位リー・ウェストウッド（英）、2位タイガー・ウッズ（米）、3位は初の欧州賞金王に輝いたマーティン･カイマー（独）で変動はなかった。

　国内男子ツアーのカシオワールドオープンで優勝した松村道央は、59ランクアップして85位に急浮上。松村にプレーオフで敗れた金度勲（韓）も、70ランクアップして142位となった。また、日本の賞金王争いを繰り広げる面々は金庚泰（韓）が現状維持の30位。石川遼、池田勇太の2人はそれぞれ1つずつランクアップし、37位と42位で来季のマスターズ出場圏内をキープしている。