ツアーニュース

引退試合でベテランが奪首! M.ウィー17位タイ

2010/12/11 10:16
引退試合でベテランが奪首! M.ウィー17位タイ

 

 今大会限りで引退を表明している05年の欧州女子ツアー賞金女王、イーベン・ティニング(デンマーク)が有終の美を飾るべくトーナメントリーダーに浮上した。

 同ツアーの今季最終戦、オメガ・ドバイ・レディス・マスターズ(UAE、エミレーツGC)は現地時間10日に第3ラウンドを終え、3アンダー69をマークしたタイニングが通算8アンダーでメリッサ・リード(英)と並び首位タイ。1打差の3位タイにアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)とリディア・ホール(ウェールズ)が続いたが、期待のミッシェル・ウィー(米)はスコアを1つ落とし通算イーブンパー17位タイにとどまった。

 深刻な腰痛で過去に複数の手術を経験した36歳のタイニング。「競技ゴルフを続けるには限界を感じる」と今季限りで現役を退くことを決めている。つまり、これが競技人生のラストイベント。そんなタイミングでツアー通算6勝目の可能性が高まり「“おとぎ話”を信じています。最終日は主人公になりたい」と独特の言い回しで優勝に意欲を示す。「今日はラウンド前に緊張して腹痛を起こしたけど、ツアーを離れたらこういう感覚を懐かしく思うんでしょうね」と語るベテランが、バッグを担ぐ夫ラッセさんとの二人三脚で勝利を目指す。

 一方、欧州ツアーの賞金女王争いでは、賞金ランクトップのリー・アン・ペース(南ア)が通算3オーバー29位タイ。同ランク2位で唯一逆転可能なローラ・デービース(英)も同じ29位タイにつけている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 引退試合でベテランが奪首! M.ウィー17位タイ
×