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松山英樹、逆転でWGC2勝目! 初のメジャー制覇へ、全米プロに弾み

2017/08/07 06:56
松山英樹、逆転でWGC2勝目! 初のメジャー制覇へ、全米プロに弾み
節目となるツアー100試合目でWGC2勝目を掴んだ松山英樹。メジャー制覇へ弾みをつける1勝となった。

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-ブリヂストン招待が現地時間6日、オハイオ州のファイアーストーンCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹が9アンダー61で回り、通算16アンダーで今季ツアー3勝目を手にした。

 トップと2打差の単独4位からスタートした松山は、出だしの2番パー5で2打目をグリーン奥まで運ぶと、3打目でチップインイーグルを奪ってトップに並ぶ。さらに続く3番でもバーディを奪うと、6番では約4メートルを沈めてバーディ。さらに2打目を約2.6メートルにつけた9番でもスコアを伸ばし、後続に2打差の単独首位でサンデーバックナインへと入る。

 後半も13番で約3メートルを決めてバーディを先行させると、確実にパーオンしていく安定したプレーを披露。16番では約1メートル、17番と18番は約2メートルにつけて、上がり3ホールを3連続バーディでフィニッシュ。1イーグル、7バーディ、ノーボギーでコースレコードに並ぶ「61」と完璧な内容でホールアウトとなった。

 年に4回開催され、メジャー大会に次ぐ格付けをされているWGCで、昨年10月のWGC-HSBCチャンピオンズに続いて、シリーズ2勝目を手にした松山。節目となる米ツアー100試合目で通算5勝目をつかみ取り、フェデックス・ランキングでも首位に返り咲いた。さらに、初のメジャー制覇が懸かる翌週の全米プロゴルフ選手権(10日〜13日/ノースカロライナ州クエイルホロークラブ)に向けて弾みをつける結果となった。

 通算11アンダー単独2位には、ザック・ジョンソン(米)。チャーリー・ホフマン(米)が通算10アンダー単独3位、トーマス・ピータース(ベルギー)が通算8アンダー単独4位となっている。ローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算7アンダー5位タイに入った。

 全英オープン覇者のジョーダン・スピース(米)は、2アンダー68で回り、通算4アンダー13位タイでフィニッシュ。世界No.1のダスティン・ジョンソン(米)は3アンダー67と最終日にスコアを伸ばし、通算3アンダー17位タイで大会を終えている。

 小平智は3バーディ、3ボギーのイーブンパー70で通算5オーバー47位タイ。谷原秀人は6バーディを奪いながらも、4ボギー、1ダブルボギーも喫して、イーブンパー70とし、通算6オーバー50位タイとなっている。

(写真提供:Getty Images)

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