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アジアで光る平塚の存在感

2010/12/21 12:22
アジアで光る平塚の存在感

 

 平塚哲二がアジアンツアーで優勝を飾り、日本人の強さを見せつけた。

 先週、タイで行われたアジアンツアー最終戦のブラック・マウンテン・マスターズで、平塚は地元の若きヒーロー、ナムチョク・タンチポカクル(タイ)をプレーオフ1ホール目で撃破。ミャンマー・オープン、クイーンズカップ・イン・タイランドに続く今季同ツアー3勝目を挙げた。

「3回も勝てるなんてほんとうに信じられない。少しナーバスになっていたけど、他の選手たちが伸びなかった。本戦の18番でパットをはずして勝ちを逃したけど、プレーオフのチャンスがあると分かったので問題なかったよ。アジアンツアーは大好き。これからは世界ランキングを50位以内にアップさせることに集中するよ」と話した平塚。その言葉どおり、大会前には82位だった世界ランキングが、この優勝で66位まで上昇した。

 来季のアジアンツアー開幕は2月のミャンマー・オープン。平塚はマスターズ直前までの3試合で世界ランク50位以内を目指して戦うことになる。日本ツアーの試合数減少に伴いアジアでプレーする日本人が増えている中、39歳の平塚は希望の星でもあるだけに、その成り行きが注目される。

 その他、平塚から5打差の14位タイに丸山大輔、2アンダー40位タイに久保谷健一、3オーバー55位タイに内藤寛太郎、4オーバー58位タイに市原広大が入っている。

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